亜利馬、それから4人の先輩たち -6-

 タオルを借りて再び寝室へ移動し、ほかほかに温まったオナホールの挿入口へ少しだけローションを垂らす。あんまりたくさん入れると溢れてしまう上に、リアルなアヌスの感触が楽しめなくなってしまうらしい。女性器を模したオナホとアナルホールでは、若干使い方が変わってくるとのことだ。

「ほい。そんじゃ亜利馬、脱いで下出せ」
「えっ! ふ、二人の前でですか?」
 準備万端のオナホールを手にした竜介が、きょとんと目を丸めて俺を見ている。
「そのつもりで来たんじゃないのか?」
「……亜利馬。準備だけやらせといて、それは卑怯」
「うう、大雅……目が怖い」
「早くしないと冷めてしまうぞ」
「亜利馬。俺も冷めるよ」
「わ、分かりました! 脱ぎます!」

 慌ててベルトを外し、ジーンズと下着を脱ぐ。床に敷いたバスタオルの上に座って膝を抱えると、「何やってるの」と大雅が俺の膝に手をかけ、左右にぱかっと押し開いた。
「ひえぇっ……」
「まずは少し硬くさせた方がいいだろうな。──大雅」
「うん」
 竜介に言われるまま、大雅が俺のそれを握って上下に扱き始める。
「わっ、あぁっ、そんないきなりっ……あっ、あ……!」
「亜利馬はすぐ勃つから便利」
「べ、便利って何だよぉっ……あぁっ、あ……」
「よし、そのくらいか」
 上を向いた俺のペニスに少量のローションが垂らされ、馴染むように手のひらで塗りつけられる。撮影以外でこういうことをされるのって、本当に変な気分だ。カメラの前ではもっと激しいことをしているはずなのに、台本がないからかこっちの方が断然ドキドキしてしまう。

「挿れるぞ」
「は、はい……」
 竜介の手によってホールの挿入口が俺の先端にあてがわれ、少しずつ被されて行く。
「あ、あ……」
「どうだ?」
「た、確かにキツいかもです……何か、入りにくい……押し出されるっていうか」
「本物と同じ感覚ってことか?」
「ほ、本物知らないですからっ……」
 竜介が手に力を込めて、押したり引いたりを繰り返す。その度にローションの擦れる音がして恥ずかしくなり、俺は潤んだ目でじっとそれを見つめた。

「き、気持ちいい……」
 あぐらをかいていた脚を崩し、両手をだらりと床に投げ出す。自然と目が半開きになってしまい、口からは涎が垂れた。
「亜利馬って、順応するの早すぎ」
「ははは、そこが亜利馬の良い所でもあるじゃないか」
 大雅と竜介が俺の恥ずかしいところを見ている。じゅぽ、じゅぽ、と音をたててホールの中を出入りしている俺のそれが、二人に見られている……。
「あぁ、あ……ふああぁ……」
「……亜利馬、こっち向いて」
「──ん」
 大雅が俺の唇を塞ぎ、舌を絡めてきた。何も考えられなくて素直に応じ、貪るように大雅の舌と唇を味わう。
「ん、ん……んぅ、……」