ブレイズ&フリーズ、真夏の大激闘祭 -5-

「亜利馬くん、俺にもキスして欲しいな」
 秋常が甘い声で囁いて俺の顎をくすぐった。撮影では拒否はできないし、潤歩も駄目とは言えない。顔を秋常の方へ向けて唇を重ねると、潤歩が次の行動として俺の水着の上から股間に触れてきた。
「んっ……あ、……」
 肩にキスを落としながら俺のそこを撫でる潤歩。撮影時はサポーターを付けていないから、サーフパンツ越しでもダイレクトに手の熱が伝わってくる。当然まだそこまで反応していないけれど、潤歩の手にかかればすぐに──
「あ──」
 声は秋常のキスで塞がれた。
 潤歩の手が俺のサーフパンツの裾から強引に入ってきて、強く中で握られる。不意の刺激に腰がうねり、俺は体を支えようとして潤歩の肩に腕を回した。
「………」
 波の音が、ほんの少しだけ遠くなって行く。
「んっ、あぁ……う、潤歩さん、……」
 秋常の唇が俺の耳の付け根へと移動したその時、柑橘系みたいな爽やかな香水の匂いがした。秋常が本当にこの絡みを楽しみにしていたんだろうなということが伝わってきて──少し笑ってしまう。

「亜利馬くん、立ったままで体勢辛くないですか?」
「だ、大丈夫……です」
 柔らかな笑みを浮かべて、秋常が俺の頬にキスをしてからその唇を肩へ、胸元へと落として行った。
「倉庫で酷いことをしてしまって、申し訳なく思っています。……今日は優しくしますよ」
「え……」
「……出来る限り、ですが」
「──あっ!」
 胸元に浮かぶ汗を舌で舐められ、それから乳首を舌で弾かれる。前に指でされた時とは全然違う──ゆっくりとした、じれったい動きで。
「んん、ぁ……」
「亜利馬くんの気持ち良い所は分かっているつもりですから、じっくり攻めてあげますよ」
「や、あ……秋常、さんっ……」
 反対側で見ていた潤歩が軽い舌打ちをして、俺にしか聞こえないように囁いた。
「簡単に屈してんじゃねえよ」
「だ、だって──あぁっ!」
 サーフパンツの中で、潤歩が俺のそれをぎゅっと握る。反応を確かめるように圧迫したり弛めたりを繰り返しながら、潤歩がまた、今度は嘲るように囁いた。
「この状態で言い訳できんのか? ガチガチにしやがって、エロガキ」
「う、潤歩、さんっ……。や、だ……ぁ」
 意地悪く笑った潤歩が秋常と同じように身を屈め、左側から乳首を含む。右側を愛撫する秋常とは違う動きで、激しく──何度も啄まれ、吸い上げられる。

「んっ、あぁ! あ、……駄目っ……!」
 カメラが俺達三人の全体を映したその時、裾から抜かれた潤歩の手が俺の水着を勢い良くずり下ろした。
「あ、……!」
 反動で飛び出したペニスが先走りの体液を飛ばし、カメラの前に露出する。さんざん揉まれて屹立した俺のそれを潮風が嬲り、一瞬だけどそこから体全体にゾクリとした寒気が走った。
「可愛い」
 秋常がうっとりと囁き、舌で乳首を転がしながら先端をつついた。
「んっ……やぁ、……!」
「震えてるぜ亜利馬、寒いのか?」
 かぶりを振ることしかできない俺を鼻で嗤って、潤歩が今度はカメラの前で俺のそれを握る。そのまま前後に手を動かされ、恥ずかしい音が俺の耳から頭の中へと入り込んで……。

「んぁっ、あ、……あぁっ……」
「すっげえ硬くなってんじゃねえかよ」
「はぁ、……亜利馬くん、……こっちは柔らかいですよ」
「んん、ぁ……だ、だめ……です、気持ち、い……!」
 秋常の手がペニスの下の膨らみを包み込み、優しく、愛おしむように揉みしだく。潤歩の動きとは強さも刺激も全然違うのに、両方とも堪らなく気持ち良くて、どっちも止めて欲しくなくて──腰が痙攣し、後ろが疼いてしまう。