第12話 にゃん太と秘密のお菓子 -3-

「あっあ、……刹、刹っ……!」
「は、……エロい声で呼びやがって、酔っ払うと途端に発情するんだな」
「気持ちいい、もっと……我慢できないから、あぁっ……」
「常に酔っ払わせるぞ?」
「刹ぅ、……!」
 もう訳が分からないくらい乱れたくて、意識がトぶほど溺れたくて。

「ふう、さっぱりした──って、ええぇっ?」
 リビングに入ってきた風呂上がりの炎珠さんが、ソファの上で絡み合う俺達を見て口をあんぐり開けている。
「な、なになに。突然のイチャイチャタイム? 映画観るんじゃないの?」
「ん、んや……炎珠さんも、来て……!」
「お、俺お風呂入ったばっかだけど……これは……参加せざるを得ないッ!」
 普通はこういうのって、恋人同士ですることだと分かっているけど……やっぱり俺の場合は、三人でするのが一番好きみたいだ。

「炎珠、場所代われ」
「オッケー、対面座位席!」
 刹の隣に座った炎珠さんが「おいで!」と自分の膝を叩いた。迷わずそちらへ移動し、炎珠さんの首にしがみつく。
「パンツ脱がすぜ、にゃん太」
「ん、っ……」
 背後に立った刹が俺の下着をずり下ろし、突き出した尻にローションを塗ってから……自身の屹立をあてがう。
「あ、……挿れて……挿れ、……」
 刹の硬いペニスがゆっくりと入ってくる。ゾクゾクして堪らない感覚──俺は快感に薄ら笑いさえ浮かべながら、より強く炎珠さんにしがみついた。

「何だ、結局は刹が挿れるの」
「いや、……ブチ込むだけじゃ足りねえと思うからよ。炎珠、そのままにゃん太のアレ咥えてやれ」
「そゆことか。那由太、ちょっと放してね。気持ち良くしてあげるから」
「き、気持ちいいの、ください……あっ」
 炎珠さんがソファから腰を浮かせ、そのままズルズルと体を下げて行く。そうして床に座り込み、頭だけをソファに預けた恰好となる。
「あは。那由太の……美味しそう」
 すなわち炎珠さんの顔の真ん前に、ソファに膝立ちになった俺の股間がある状態だ。

「あ、それ……やばそう、です……」
「ヤバくしてあげる」
「んあぁっ──!」
 後ろから刹に突かれ、前では炎珠さんにしゃぶられて、……こんなの駄目なのに気持ち良くて、嬉しくて声が止まらない。

「ん、あっ! あぁっ、あんっ!」
「今日は凄げえ締まるな……」
「あ、んっ……刹、もっと……!」
「トんでも知らねえぞ、っ……」
 引き抜かれた刹のそれが、再び一気に奥まで押し込まれる。
「やっ、ああぁっ……!」
 目の前が白くなったり黒くなったり、火花チカチカ状態だ。それなのに前では更に、炎珠さんが俺のそれを──
「んー、なゆたのおいひい……」
「しゃ、喋ったら駄目です炎珠さんっ──!」