HAPPY DAY -6-

「んっ、ぁ……」
 指で挟まれた乳首が、普段の潤歩からは想像もつかないほどの優しさで捏ね回される。少し動かされるだけでも全身がビクビクして、細めた目に涙が滲んだ。
「ほんと弱ぇな」
「……こうしてるといつも、初めての撮影を思い出します」
「俺が相手したやつか」
「あの頃よりも少しは成長したでしょ?」
「エロいステータスは確実に上がったな」
 意地悪を言いながら、潤歩が俺の乳首に唇を被せた。

「あぁっ……」
 熱い舌でゆっくりと乳首を転がされ、もう片方を同時に指で弄られる。俺の好きなやつだ。潤歩には言わなくても伝わっている。
「ふ、ぅ……気持ちいいです、潤歩さん……」
「その顔見りゃ分かる」
 目の前で揺れる、潤歩の紫色の髪──ツンツンした見た目の割に触ってみると柔らかい。俺は甘い刺激に乳首を勃たせながら、潤歩の髪に指を埋めて身をくねらせた。
「はぁっ、あ……潤歩さん、好き、……!」
「………」
「大好きです、……すごく大好きっ……」
「は」
 潤歩の唇が俺の胸から離れる。
「俺がか? それとも、乳首吸われるのが?」
「……ど、どっちも」
「素直なのは悪かねえけどよ……」
 苦笑しながら、潤歩が今度は俺の股間に手を入れてきた。既に反応しているのは分かっているはずだ。直接触って欲しいのにもどかしくて腰がうねってしまう。潤歩はそんな俺の反応を楽しむように笑いながら、俺のそこをズボン越しに揉んでいた。

「潤歩さん、服……」
「脱ぐか?」
「……脱がして欲しいです」
「甘えてんじゃねえぞ」
 潤歩の口元が嬉しそうに歪む。
 そうしてシャツが脱がされ、ベルトを外されてファスナーを下ろされる。一つずつ潤歩の手で脱がされ裸にされていくその工程も、俺は好きだった。
「わっ……」
 裸になった俺の脚を持ち上げ、同じく全裸になった潤歩が間に腰を入れてくる。そのまま身を倒した潤歩と抱き合うと、体の芯まで温まって行くような感じがした。

 触れ合う俺と潤歩の屹立同士と、繰り返されるキスと、高ぶって行く互いへの想い。俺は潤歩の唇や顎や頬にキスをしながら、これから訪れる大好きな快楽に身を委ねることにした。