亜利馬、みんなのお兄ちゃんになる -8-

「……あ、ぁ……亜利馬、急に激しっ、……ああぁっ」
 気持ちがこもると、自然と動きにも表れてしまう。俺は獅琉のそれを思い切り吸いながら口の中で何度も舌を絡めた。同時に潤歩のモノを扱く手も速くなり、もう片方の手で竜介のそれをも扱く。
「わ、やば……イきそう……!」
 獅琉の体液が口の中で放たれ、それが全部吐き出されるのを待たず今度は大雅のそれを咥える。口の中で獅琉の体液と俺の舌が同時に絡み、大雅は珍しく俺のようなとろけ顔になっていた。
「き、もちい、……亜利馬、俺もイく……」
 すぐに大雅が限界を迎え、まだ獅琉の体液が残っている俺の口の中に射精した。

「んうっ……」
 無理に飲もうとせず口を開けると、白濁液が俺の唇から顎を伝って垂れて行った。竜介の毛布を汚さないよう両方の手のひらでそれを受け、そのまま潤歩と竜介のペニスを握る。
「亜利馬」
 竜介が太い息を吐き出して俺の頭を撫で、自分のモノを咥えるよう促した。素直に応じて竜介の先端から唇を被せて行き、しっかりと味わうように舌を絡める。
「……本当に上手くなったな」
 竜介の大きな手で頭を撫でられ、俺はうっとりと目を細めながら先端の先走りを啜った。
「おい、コッチも待てねえんだけど」
「んぐっ、……!」
 強引に潤歩が入ってきて、危うく噎せそうになる。仕方なく俺は握った二人の先端に唇を被せ、同時に射精できるよう両手を動かした。
「お前もエロい顔になってるぜ、潤歩」
「は、……てめぇもな」
 俺の唇と舌に自身のそれを擦り付けながら、潤歩と竜介が突然キスをし始めた。
「……ふ、……」
「ん、……はぁ……」
 ──何だこのエロい光景。人って興奮すると目の前の相手が誰であっても喰らい付いてしまうものなんだろうか。

「妬いてる? 大雅」
 傍らで獅琉の声が聞こえた。
「こっちも妬かせちゃおうか」
「あ、獅琉、……あ、ん……」
 ちらりと盗み見ると……獅琉が大雅の上に覆い被さって、ヘソを舐めながら乳首を弄っていた。頭上では相変わらず潤歩と竜介が濃厚に舌を絡めているし、こんなの見せられて高ぶらない訳がない。

「はっ、ぁ……!」
 潤歩が竜介の背中に片手を回し、そのまま引き寄せた竜介の肩に額を押し付けて熱い息を吐き出した。
「わっ、ぷ……!」
 先端の向きがずれて、俺の口でなく横面に思い切り潤歩の体液が引っかかった。
「亜利馬っ、……!」
「おわっ……!」
 間髪入れずに今度は反対側から、竜介の熱い体液が放出される。俺は二人のそれを緩く握ったまま大きく溜息をついた。……取り敢えずこれで、全員イかせられた。