亜利馬、みんなのお兄ちゃんになる -6-

「や、ちょっと……」
 もぞもぞと毛布の中で体が弄られる。誰の手かも分からないまま、体だけがどんどん熱くなってゆく。
「しりゅ、さんっ……一旦、やめ……」
「だめ」
「んやっ、ぁ……俺の尻揉んでるの誰ですかっ!」
 ズボンが脱がされる感覚があって、俺は堪らず身をよじった。それでも背後から大雅にがっしりとホールドされているため、見えざる手から逃れることはできない。
「ありま先生、眠れないよ」
「ありまお兄ちゃん、責任もって寝かしつけろよ」
「わ、分かった……! 分かったから! 一旦ストップ!」
 ピタリと手の動きが止まり、俺は足で蹴るようにして毛布を跳ねのけた。顔は真っ赤で頭もボサボサだ。汗も尋常でないくらいかいている。

「き、君たちは……どうしたらちゃんと眠ってくれるんですか」
「AV目線で言えば、やっぱアレだよなぁ」
 あぐらをかいた潤歩が言って、同時にハーフパンツをずらしてみせた。
「寝る前にスッキリさせるのが、先生の役目だろ」
 園児のくせに立派過ぎるモノを持ってるなんて、カオスでしかない。
「………」
 だけど彼らの目的が分かって少し安心した。要は咥えてスッキリさせろということだ。四人をイかせるのは大変そうだけど、前みたく四対一でへろへろにされるよりはずっと良い。

 俺はニッと笑って、潤歩の頭を撫でた。
「ウルフ君、お昼寝の前にちんちんをスッキリさせてもらいたいなんて、本当に甘えん坊さんでしゅねえ?」
「う、うるせえよ、さっさとしゃぶれ」
「それじゃ、うんとヌキヌキした後でぐっすりお昼寝してもらおうかな」
 自分で言って恥ずかしくなったが、どうせこの企画が通ったら同じような台詞を言わされる羽目になる。「予行演習」なら、こういう所からこだわっていかないと。

「んん」
 萎えたままの潤歩のペニスを口いっぱいに頬張り、いつもの要領で舌を巻き付かせる。
「はー、気持ちえぇー」
「潤歩、ちゃんと役になりきらないと駄目だよ」
 横から獅琉が言って、俺の頭を撫でながら潤歩の頬にキスをした。
「『ありまお兄ちゃん、気持ちいいよぉ』ってのが正解じゃない?」
「そんなモン口が裂けたって言わねえっつうの」
 甘えるどころか潤歩が俺の頭を支え、腰をグッと入れてくる。この巨大な悪魔を愛撫するのも始めと比べたらかなり慣れてきた方だけれど、こうして喉の奥まで挿入されると一気に苦しくなってしまう。

「んんっ、──ん、や……!」
「……ありまお兄ちゃん。俺もして」
 更に大雅の先端が頬に押し付けられて、俺は咄嗟にそれを握った。潤歩のモノを一旦口から抜き、大雅の方へと唇を被せる。大雅も充分なサイズだけど、潤歩に比べればだいぶ咥えやすい。
「気持ちいい……お兄ちゃん、上手になったね」
 よしよしと頭を撫でられて嬉しくなり、俺は大雅のそれを懸命に吸いながら「俺の方が赤ん坊みたいだな」と思った。